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眼と病気のケアCARE OF THE EYE DISEASE

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眼の病気THE EYE DISEASE

大切なペットには、いつまでも美しい眼の輝きとクリアな視界を保ってあげたいものです。
眼の病気は、犬や猫にも多くみられます。
病気の治療のためにはご家族の方がきちんとした知識を身につけておくことがとても大切なのです。
いざというときに慌てないためにも、病気のことやケア方法などを知っておきましょう。

知ってますか? ワンちゃん・ネコちゃんに多い 眼の病気

白内障
犬も、人間と同様に白内障が発症します。
人の場合は日帰り手術で眼内レンズを受けられ、よりクリアな世界を手に入れることができますが、ペットの場合は、老齢性の場合、「もう年だから仕方ない」で済まされることが多くみられます。
しかし、若年性の場合はそうはいきません。現在では人と同様な白内障手術が可能となっています。 詳しくはこちら
緑内障
眼球内には房水(ぼうすい)が循環していて、産生と流出は一定に保たれ眼球内部の圧(眼圧)が維持されています。
緑内障とは何らかの原因で房水の流出が阻害されたために眼圧が上昇した状態をいいます。
眼圧の上昇が長期に続くと視神経が障害されるために失明することがあります。 詳しくはこちら
ドライアイ
ドライアイは、涙の量が少なかったり、涙の質が悪くなって目の表面が乾いて、分泌物がでたり、結膜が充血したり、角膜表面に傷や色素が侵入するなどの異常が起こる病気です。
重度になると失明することもあります。原因については大半が不明です。 詳しくはこちら
網膜剥離
網膜剥離は網膜の一部である網膜色素上皮から神経網膜が剥離を起こす病気で失明につながります。
シー・ズー、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、イタリアン・グレー・ハウンド、トイ・プードルなどは自然発症的に網膜剥離がおきやすい犬種です。
定期的に眼科検査を受けることをお薦めします。 詳しくはこちら

眼のケア正しくできてますか?

点眼液
点眼液は投与方法が簡単で、点眼回数や間隔などを調節しやすく、眼の治療によく使用されます。
点眼された薬物の眼内移行率(眼内への浸透率)は眼軟膏に比べて早いのですが、逆に持続時間は短いので、点眼回数は多く必要になります。
点眼液の投与方法
  1. ご家族の方は手指を石けんなどでよく洗浄しましょう。
  2. 袋から点眼瓶を取り出します。
  3. 動物の頭部を上方に向けて固定させます。
  4. 下眼瞼を下方に引き、眼の上方から1~2滴点眼します。
動画で確認はこちら
眼軟膏
眼軟膏の利点は、1)点眼回数の軽減、2)瞬きができない症例の眼表面の乾燥防止効果、 3)角膜炎における痛みの軽減などがあげられます。
一方で短所は、点入の難しさや点入後の異物感、前肢で引っ掻く、眼をこすりつけるなどがあげられます。
眼軟膏の投与方法
  1. ご家族の方は手指を石けんなどでよく洗浄しましょう。
  2. 袋からチューブを取り出します。
  3. 動物の頭部を上方に向けて固定させ、下眼瞼を下方に引き、チューブの先端が結膜に直接触れないように注意しながら、軟膏を結膜嚢に約1cm位入れて目を閉じさせます。
  4. 細い綿棒を使用する場合は、下眼瞼を下に引いて結膜に軟膏をつけた細い綿棒をあてがい、目を閉じさせてから細い綿棒を静かに引きます。
動画で確認はこちら

点眼に関するQ&AQ&A

点眼のときに注意することはありますか?
点眼瓶の先端に、直接指や眼球が触れないように注意してください。
1回の点眼量は、どのくらいがよいのでしょうか?
1回の点眼量は1~2滴で十分です。それ以上多く点眼しても、眼から溢れでるばかりなので効果はありません。
もし効果を期待するのなら、点眼量よりも点眼回数を増やしましょう。
2種類以上の点眼液を点眼するのには、
順番などどのようにしたらよいのでしょうか?
2種類以上の点眼液を点眼する場合には、各々の点眼間隔は最低でも5分間以上開けて点眼してください。異なる製品間では配合変化がおきやすいですし、間隔をおかないで点眼すると希釈されて十分な眼内移行が得られないからです。
通常は一番効果を期待したい点眼液を最後に点眼するようにします。
点眼剤形が違うのですが、どうしたらよいでしょうか?
水溶性点眼液と油性点眼液の併用や、点眼液と眼軟膏の併用の場合には、その性質上水溶性点眼液をはじめに点眼します。
保存方法はどのようにしたらよいでしょうか?
点眼剤により保存方法は異なります。
開封後多くの点眼剤は遮光室温保存しますが、中には冷所保存の点眼液もありますので、 医師の指示に従ってください。
一般に製剤の安定性は温度が高くなるほど悪くなるのは事実ですが、何でも冷蔵庫で保存すればよいわけではありません。なかには冷蔵庫に保存したことで、結晶析出が起こ り点眼液の安定性を損なわれる場合がありますのでご注意ください。
また、眼軟膏の保存は、高温を避けて室温保存が一般的です。
有効期限ってあるのでしょうか?
一般的には点眼液は2週間くらいで使いきるように考えられて作られています。
溶解するタイプの点眼液の使用期限は製品によって1週間から1ヶ月と幅があります。
点眼液は、開封前は減菌状態ですが、開封した時点から使用状況にもよりますが、点眼液中に細菌が繁殖する2次感染の危険がでてきます。
したがって、使用していた点眼液が余った場合でも、効果の問題や汚染の危険性がありますので、開封後1ヶ月を過ぎた点眼薬はすみやかに破棄してください。
眼軟膏は点眼液に比べて開封後の2次感染は少ないと考えられていますが、使用方法や保管状況により異なってきます。
原則的には、点眼液と同様に1ヶ月以内と考えてください。
※余った点眼液および眼軟膏を保存し、自己判断で点眼することは危険ですので、 おやめください。
点眼剤の使用には副作用などはないのでしょうか?
点眼剤も他の薬剤と同様に、副作用をだす場合があります。
※点眼中になにか異常を認めた場合には速やかに点眼を中止し、 病院に連絡してください。